こんにちは、ボーダー広報の菅原です。
Slackを活用して、約1か月に渡りメンバーに1日1問インタビューしました。今回はオペレーターマネジャーの川地さんへのインタビューのまとめになります。
ボーダー株式会社 オペレーターマネジャー 川地
【略歴】
旅行の専門学校卒業後、旅行業界の中でも“ホールセラー“という業務をしている会社に就職。法人営業を5年経験後、2017年5月にボーダー株式会社へ入社。
【好きな食べ物】
納豆です!(ひきわり限定)
【好きな国・地域】
あんまり無いです!会社の研修とか、航空会社・政府観光局招待の旅行しか行った事なくて、実はプライベートでは1回も行った事無いのです。
ただ、海外ドラマが死ぬほど好きで、特にゴシップガールが大好きなので、NYCにはめちゃくちゃ憧れます!
全ての情報が連動して、見落とし無く管理出来るように
ー 初めに、担当している業務について教えてください。
・オペレーターの管理、教育
・手配業務
-海外航空券の発券
-海外航空券の変更・払い戻し処理
-ホテルの手配(予約)
-送迎手配
-通訳手配
-査証取得(ビザ)
-Wi-Fi手配(予約)
・顧客企業担当者様との連携
・仕入関連業務
-ホールセラー(航空券を発券する会社)との交渉
-ビザ手配会社との連携
・一部機能の開発
-過去にPM的な事をしたのは、サイト内の”提案管理”の作成
ー 過去に開発した、”提案管理”の作成の背景にはどんなことがあったのでしょうか?
将来的には手配データーを集約したビックデータとして、活用の幅を広げられるように設計しよう。というのが根底にありました。また、旅行業的に言うと「カルテ」というものを貯める必要があり、これは、手配した人に万が一何か起きた時などに、手配内容をパッと確認出来るようにする為です。
ー どんな業務が改善されたのでしょうか?
今までは、航空券もホテルの予約も、とにかく手配したものはスプレッドシートに手動で入力していました。一目でわかるように情報をしっかり書くようになると、どんどん情報量が増えすぎて、入力も管理もものすごく大変になりました。
また、実際に手配しているスレッド(チャット)とも紐づいていないので、管理用の番号を間違えれば、どの手配記録なのかさっぱりわからない状況になっていました。それが、提案管理を作る事で、中央集権的に手配物を管理することが出来、結果として手配量と情報量が増えても全ての情報が連動しているので、見落とし無く管理出来るようになりました。
旅行業関連の知識とかスキルだけではなくて、もっと幅を広げたい
ー ボーダーに入社する前の社会人経歴を教えてください。
旅行の専門学校を出て、旅行業界の中でも“ホールセラー“という航空会社と契約して、航空券を何枚切ったら○○○万円みたいな感じで利益を出す会社に入りました。簡単にいうと、旅行素材の仲卸みたいな感じですね。
航空券を発券するにはIATAという所の認証を取らないといけないんですが、これには莫大な費用がかかるので、僕らみたいな中小の旅行会社は持てないんです。そういう旅行会社の手配する航空券をまとめて発券して、その件数で航空会社と商売する。って感じです。
この業態の法人営業を5年してました。(旅行会社向けに、航空券のセールス)ちなみにボーダーは元営業担当で、私の前職は今も仕事上でお付き合いがあります。
ー なんで旅行会社に就職を決めたんですか?
高校出て、大学に行かずに早くスーツ着て、営業とかできる仕事を探した結果、旅行の専門学校があったからですかね。
元々、父が転勤族で2年毎とかに引越ししてて、引越し先から行ける旅先に毎週に旅行に行ってて、そういう経験とか知識も活かせるかなと思ったからなんですが。
ー そんな素敵な前職からボーダーに転職しよう!と決意した、決め手は何でしたか?
簡単に言うと、旅行業関連の知識とかスキルだけじゃこの先生きていけない。と思った事です。
僕が社会に出た頃はエボラブルアジアさんとか、アドベンチャーさんとかIT系の旅行会社はまだ全然出て来てなくて、昔ながらの旅行会社の主戦場がネット販売になった程度でした。けど、やめる2年前くらいから一気にOTA(Online Travel Agent)とかが出て来て、すごく勢い付いて来ました。
今までのスタイルを貫く旅行会社にも、確固とした利点と守るべきポイントがあるのも確かなんですが、IT系の旅行会社が成長するって事は世の中の需要がそっちにあるんだなと感じ始めたところで、自分も新しい事を勉強しないといけないと思い、良縁あってボーダーに入社しました。
手配の事も、機能開発とかプロジェクトを管理出来る人材になりたい
ー ボーダーで働いていて、大変だなと思うことはありますか?
・毎日違う時間に来て、違う時間に帰る事
・日によって、お客様の稼働が全然違う事
(すごく落ち着いている日もあれば、ものすごいバタバタする日もある)
・土曜勤務が月一回ある事
・営業時間外でも緊急事態が発生すると関係なくチェックしないといけない事
ー 反対に、楽しいと思うときはどんなときですか?
・新しい事に触れる機会がとてもたくさんある事
・ベンチャー界隈の動向に関する情報がどんどん入ってくる事
ー 最後に、今後やってみたいことがあれば教えてください。
今後やってみたい事は正直今はよくわからないのです。
が、中にいるのもそろそろ飽きたので、旅行会社(サプライヤー)とかとアライアンス周りだったり、新機能の開発に専念出来たらなと思ってます。
基本的に、COO的な立ち位置、役回りになりたいと思っているので、現場のマネジメントをやりたいです。
手配の事が分かっていて、さらに機能開発とかプロジェクトを管理出来る人って業界にもいないはずなので、そういう人材になりたいと思っています。
ー インタビューは以上です。ありがとうございました!